デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

固形燃料ボイラーへ

2011年05月11日 21時08分27秒 | 工作実習
2011/5/11 (水曜日) 雨


煙管もどきのパイプを埋め込んでかなりパワーがでるボイラーを作ることができた。
ただ、熱源がジャムなどが入っていたガラス瓶を使った強力アルコールランプなので
背高のっぽで機関車に乗せるにはちょっと具合が悪い。
背の低い熱源を安直に実現するには「固形燃料」だが、果たしてこれでパワーが
出せるだろうか?
そこで固形燃料を収める四角い容器とそれに合わせた燃焼室(袴)を作って
テストしてみた。


↓  スチームエンジンの工作でテスト等に使っていた強力アルコールランプと市販の固形燃料を
    比べてみた。  固形燃料が使えれば8cmほど背丈を低くできるはずだ。



↓  固形燃料を3個収められる容器をつくるところ。  


↓  折り曲げて四角い容器にした。 これを熔けた固形燃料が漏れ出さないようにロウ付けする。



↓  出来上がった容器。 



↓  固形燃料を燃やす燃焼室(袴)を組立てているところ。



↓  組立て終わった燃焼室と固形燃料容器。



今日は雨が降り続いて、ときどきはかなり強く降るときもあった。
作業場所の足元には雨水が流れて仕事はやりにくくなってきた。
だけど一刻も早く確認テストをしてみたい。
よーし、これから確認テストを始めよう。


↓  テスト準備完了。 先ず固形燃料2個でテストだ。


↓  燃料に点火。 燃焼室に収めた。




↓  4分半経過で圧力チェッカーの目盛り“3”オーバーはまずまずだ。



↓  最高圧力は“5”弱。 燃料2個だからね・・・



↓  8~9分を過ぎると燃焼がピークを過ぎてパワーが落ちてくる。



↓  燃え終わった固形燃料。



固形燃料2個でもかなりパワーが出ていた。
3個にすればものすごいパワーが出せるのではないか、と期待してテストしてみた。
ところが・・・・・


↓  強力パワーを期待して3個の燃料を収めてテスト開始。





↓  燃焼室から炎がはみ出してしまうことも・・・・



↓  だけど期待したほど圧力は上がらない。 燃料2個のときとほとんど変わらない。   



↓  燃えカスの状況。 かなり高温になったみたいだ。 



燃料3個のテストでは思ったような圧力は出なかった。
何でだろう?
燃焼室への新鮮空気の入り方が少ないのだろうか?
それに釜の底までの炎の長さはどうだろうか?
この辺を調整すればパワーは出せるのではないか?
明日以降、この辺を調整してみよう。




コメント (2)
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