48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

真冬の徒歩キャンプ

2023年01月09日 23時21分17秒 | 野宿・アウトドア
1月7~8日 土~日曜日 真冬の徒歩キャンプ 田原市ほうべの森キャンプ場

8月に徒歩キャンプ、10月に自転車野宿をしてから、ほとんど車中泊か日帰り登山です。
「この軟弱者!」
というお叱りが多々ありました(特に嫁さん)。嫁さんの場合、「お叱り」というよりも何気ない会話がグサリッと突き刺さるのです。
この1~2か月、あちこち車で行こうとしたら、
「あれ?自転車でキャンプ行くんじゃないの?」
「もう年なんだねえ」
寒さに怖気ついた私が全て悪いのです

空手道場を辞め膝を壊し、以前ほどガチで運動が出来なくなったので、格闘技からアウトドアに戻りつつあります。
学生時代や独身時代のように、ガチの冬山なんてもう出来ませんが、それなりの耐久力の試すことが出来る場所までは戻りたいと思う。

覚悟を決めて「冬キャン」って、死ぬわけでもないし、まあ大した事ないかあ。
「自転車だと移動の間が寒い」という消極的な理由により、徒歩キャンプにしました。

最近は冬キャンもブームで、「ほうべの森キャンプ場」は11月12月の土日は空きが無かった。が1月に入ってからはガラガラ。おお予約し放題やんか。
行く日の前日に電話をかけて予約。
「車で来られますか?」
「いや・・・徒歩で」
「へ?」
「駅から歩いていきます」
「大丈夫ですか?」
「いざという時は、田原市のぐるりんバス使います」
くすくすという声が聞こえました。よしよし受けたぞ。笑って下せえ御代官様(笑)。
まあこんな馬鹿な事する奴は少ないだろう。
前日に荷物のパッキング。
重量を体重計で測ったところ25キロ超えてました。20キロ超えの荷物背負って歩くのは20年ぶりです。最後は20年前の八ヶ岳だった記憶がある。
夏の時の徒歩キャンプより荷物が重くなったのは、寒さ対策のための「焚火セットと燃料一式」を持ったから。
薪はキャンプ場で買おうと思ったけど、家には木炭がたんまりある。亡き義母がお茶をしていたので、その時に使っていたものです。その木炭を大型の消し炭容器いっぱいに詰めました。
重い~でかい~。
さて自宅から名鉄西蒲線の上横須賀駅まで2.3キロを息も絶え絶えに歩き、JRと豊橋鉄道を乗り継いで終点三河田原駅に行く。
三河田原駅から5キロの丘陵地帯をてくてく歩く。
しんどいよう、荷物重いよう。
何でこんな事思いついたんだろう。
今日は昼間も暖かいから、自転車で来れば良かったかなあ。
とボヤッキーのようにぼやいてたら1時間10分後に到着しました。

受付では、「ここを利用させていただくのは3回目です」と言うと、説明もあまりなくてあっさり手続きは終了。非常に合理的です。
まあキャンプ場が一番注意するのが、「マナーを理解していない初心者のグループ」だから、私みたいな単独者はさっさと済ませたほうが良いのです。
アイコンタクトで、
「アンタ、わかってる人よね」
「うん、慣れてるから大丈夫だよ」
以心伝心、日本人ですなあ(笑)。

車で来られた人の荷物搬入がありましたが、ダルマストーブがありました。凄い。
バカにしているのではない。家族連れなら当たり前の装備だと思います。
ああ私も欲しい。でも今夜は焚火とホカロン3つしかない。
よくソロキャンパーの方で、「俺たちはソロだ!」とファミリーキャンパーをバカにしている記事を見る事がありますが、バカにされているのは私達ソロキャンパーのほうです。
貧乏キャンパー、乞食キャンパー。
さてさてキャンプ場には車が12~3台、自転車で来られた方が1名、徒歩1名(私)だけ。全部で20名もいなかったと思います。
夏に来た際の、芝生広場のど真ん中にテントを張りました。ここからなら目立つ(笑)。
いや、夜空が見える。

芝生広場のど真ん中は、遮るものが無いので日中は陽が当たってポカポカ。が3時を過ぎると気温が低下して寒くなる。
4時前には炭火に点火して暖を取り始めました。
ここでトラブル発生。酒の量が少ない。
ペットボトルに焼酎を詰めて持ってきたのですが、あまりの寒さにペースが速く、夕方の時点で半分近くまで飲んでしまった。しかも近くにコンビニなどはない。5キロ先である。
徒歩で往復2時間かあ。やめておこう。
満月が出てきたので、キャンプ場は月あかりで影が出来るぐらいの明かるさです。
これで酒がたらふくあれば、最高の夜ではないか。
持ってきたのはラーメンとフランスパン・ウィンナーソーセージのみ。焚火セットを持ってきたので食料は少ない(泣)。
少ない焼酎をちびりちびり呑みながら、ヘッドランプで読書タイム。
「花咲ける上方武士道」司馬遼太郎 中公文庫。
うーん、司馬遼太郎の初期の時代小説は、個人的にも好きなんですが、この小説はちょっと~。やはり同時期の直木賞を獲った「梟の城」、TVドラマに何度もなった「風人の門」に比べると格段に落ちる。
読み終えた夜の10時にテントへ避難しました。むっちゃ寒い~。

明け方5時に目が覚めた。
ダウンの寝袋とシュラフカバーを持って来ているのですが、やはり寒くて2度ほど目が覚めてしまいました。ホカロンは大正解で、いつもは地面に熱を取られてしまうのですが、今回は背中がポカポカ。
月明かりの中で残りの集中を飲む。いやあ気持ちいい!旨い!
ごそごそと起きだして5時半にはラーメンを作って食べる。6時から寒い中撤収作業に入り、7時過ぎにキャンプ場から出ました。
今日は11時から仮装ランナーの先輩・ダルマさんこと一匹狼様と、お昼に三河安城で会う予定なのです。
何とか間に合いそうです。いや、早く着きすぎるかもしれない。
やはり徒歩キャンプって面白いな。

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