その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

Go To キャンペーン

2020-07-14 05:24:33 | 転職

大人しく寝てた方が良いと思うけれど…

友人『ノロ社長』は朝、喜々としていた。久し振りに仕事の依頼があり、静岡までトラックを走らせるという…だから今夜の晩酌はないよとのことである^^;
長女『有季菜先生』は、バイト先からの携帯連絡を待ち続け、「ようやく内職仕事が入ったから会社に来てくれ。」との連絡に声を弾ませている。「内職仕事なら『夢屋農園』の茄子のヘタ取り作業がありますけれど…加工茄子は1㎏当たり80円だから、せいぜい払えても成果主義で㎏当たり40円ですがよろしければ。」と農場長の声掛けにも応じそうな勢いであります。とにかく地方の業界は仕事が無いのである。(『夢屋農園』は最盛期を迎えようとしているきゅうりの収穫で朝から晩まで働いておりますけれどね。さらに農場長の場合は、友人『トシパン』から紹介された農業団体の経理事務のアルバイト収入で、農園経営も安定化して来ております…一芸さえ持っているとこういうもんさ^^;)長男『ポン太郎君』も農場長のハッパに発奮し、自主的に7時には出勤し、収穫作業を終えるとパートのオバちゃん(我が家のオッカー)をこき使っております。これで農場長も農園の他の作物に手が掛けられる…ようやく回り始めましたよ。


ペポカボチャの一種…花サラダを試してみよう^^;

国内経済の低迷を好況の中国を主に東南アジアからの「インバウンド」で打開しようなんていう一時しのぎの政策を推し進めてきたから、新型コロナウイルス感染症一発で地方は疲弊してしまう。熊本県を中心とする豪雨災害に4,000億円の災害復旧予算と予備費を充用すると表明してくれた安倍総理でありますが、結局のところ大きな復旧工事は大手ゼネコンが受注し、下請けに低額で丸投げされるだけである。こんなことをもう何度繰り返すのだろうか…それでも地方はお金が地元に落ちたと喜ばなければならないのだろうか?すべてが将来(孫子の代)へのツケ回しであるというのに…。未来を担う子どもたちが、将来、粥をすすることになっても、今の白米を求め続けるんですかねぇ…結局、誰も責任を取らない国なのである。
「Go Toキャンペーン」経済の低迷にシビレを切らして、また甘い果実に手を伸ばそうとする。人も物も金も『病気』も東京一極集中でよろしいんじゃないですかねぇ。(⇐失礼、言い過ぎである!)足腰を強化する地道な施策が必要な時であり、零細な『夢屋農園』の方が、将来を考えていると思いますけれど(笑)

 

コメント
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