その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

たまには頭を使え^^;

2020-07-10 05:40:19 | 転職

喰っちゃ寝、喰っちゃ寝の日々…

そして、体力が回復すると『男磨き』の旅に出るのでありますよ…♂猫は^^;
今年は昨年より10日程早く、主力作物であるキュウリ「夏もよう」を出荷出来ました。『おらだの農協JAおきたま』では、キュウリに力を注いでいるとは言うものの、その出荷量は少なく、未だに機械によるライン共同選別ではなく、農家各戸の個人選別(個選)で等級を選別しております。各農家の選別基準を統一化するため、実施されるのが「目揃え会」…A級品、B級品の明確な数値基準が定められておりますが、さらに現物を見ることによって、品質の安定化を図るんですけれどね…昨日はその「目揃え会」、この会の前に出荷出来るなんて、一端のキュウリ生産農家になった気分でありますよ^^;(何たって、目揃え会で部会員に選別結果を見られる訳ですから)少々、自信なさそうなキュウリ部長兼長男『ポン太郎君』に対して、『夢屋農場長』はAランクのお墨付きを与えましたけど(少々不安^^;)
キュウリは、最初の一本が取れ始めると、後は爆発的に成る、成る、成る…7月一杯は休む間もなく収穫作業に追われ、8月は整枝作業と肥培管理、薬剤散布のタイミングが今年の課題であると繰り返し伝えてはいるのですが…。


「柴咲コウさん」が農水省の審議委員だったなんて

突然、降って湧いたような「改正種苗法案改正反対」のツイート…感情論も相まって収拾がつかなくなり、今国会では審議未了で継続審議となったようでありますが…。アジア地域における優良品種のパクリと逆輸入…国内生産農家にとっては、捨てておけない課題であり、苦々しくさえ思っておりますが、自身はこうして来年に向けた「紅ほっぺ」の苗を確保しております。改正種苗法では、自家採種も事前許諾制となることが、農家の自家採種も制限されるのではないかとの疑心暗鬼を呼び、炎上の発端となったようであります。(農水省職員が、事前に十分な根回しをすべきだったにだけれどね…登録、パテント切れの一般品種まで許諾制となる訳ではないのだから^^;)
種子は確かに高い。そしてF1(優生遺伝)品種は自家採種が出来ないので(採種したとしても、次世代に優良性が引き継がれることはない。)買い求めるしかないのでありますが、イチゴやジャガイモは、こうして苗や種芋が作れちゃう…少しは法律も勉強しないとねぇ。
「目揃え会」に出席するために、普段より1時間早い出勤を命じられた『ポン太郎君』でありますが、指示や決まったルーチンをコツコツ熟すことは正直頭が下がる…しかしねぇ、これからの世の中を生き残るためには、自ら考え、自らアクションを起こさなければいけないと思うんですけれどね。昨今の風潮なんだよなぁ『指示マチック症候群』の若者が何と多いことか。たまには少し頭を使えよ(笑)

コメント
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