その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

2020夏…冷害?

2020-07-18 06:11:55 | 転職

『半三郎くん』男前じゃないか^^;

友人『ノロ社長』の良き相棒『半三郎くん』が床屋さんに行ってきた。題して『2020夏カット』スッキリシャッキリ料金4,500円…安い! がしか~し、『おやじぃ』も『ノロ社長』も常に1,000円カットである。まぁ、元々自称「男前」の二人は、特にお金を掛けなくても、その男振りに変わりはないのでありますよ^^;
短くカットされた毛並みに夏を感じるのでありますが、長雨による日照不足で冷夏を思わせる陽気であり、『夢屋農園』の主力作物である「夏秋きゅうり」は細くなり、極端に収量が落ちております。通常の年であれば、夏休みが始まり「きゅうり」の需要が減ると一気に価格が下落するのでありますが、今年は夏休みも新型コロナウイルス感染症の影響で短縮化…「こりゃ~イケるかも」との思惑とは裏腹に、集荷不足は価格の上昇という形で表れておりますよ。7月後半まで低温傾向が続くと、イネの減数分裂(穂ばらみ期)に悪影響を及ぼす…観光産業、外食産業の低迷でお米の在庫が増えているとのことですが、不作と価格低下のダブルパンチに見舞われる可能性も出てきましたよ。


ドローンで空撮に挑戦…と言いたいところですが

親類宅の屋根が傷んで補修中。4階建てに匹敵する高さ(足場)から、昨年から無償でお借りしている畑を撮影してみました。排水の効かない畑なので、中耕除草しながら高畝にして対応しようと考えたところまでは合格ですが、高畝にする前に雨で畑に入ることが出来ません。お隣りの『夢屋農園』は、水盤を想定して、初めから高畝で作付けしておりますが、それでも通路はズブズブです。収穫作業でも足が取られてしまうような状態であり、そろそろ根腐れが心配されます。「夏秋きゅうり」には病斑も出始め、昨日は雨の合間に殺菌剤と酸素供給剤を散布してみましたが、さてどうなることやら?
そんな悪条件が続いておりますが、久し振りに元上司宅に近況報告に出掛けました。年賀状に「無駄な年齢を重ねてしまった。」などと言う弱気な書き込みがあり、気にはなっていたのですが、生活費稼ぎに忙殺されて挨拶にさえ行けない状態…長男『ポン太郎君』も自信を深め、ようやく「きゅうり」を任せられるような雰囲気になりましたので、自慢のきゅうりを手土産に顔を見せに行って参りました。愚にもつかない報告でありましたけれど、何とか軌道に乗りつつある経営状況の報告に一緒に喜んでくれておりましたけれど…。
気象条件だけは、人の手では如何ともし難いが、気象条件に対応した栽培技術や『二枚腰』の手は準備しております。さぁ、果たして『2020夏』はどんな結果になることやら…。

コメント
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