その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

どしゃ降りの雨の中で

2020-07-05 05:34:29 | 転職

今夜は少々贅沢に…

髪が伸びたので1,000円カットで用を済ませ、土曜日お決まりの温泉療法(100円)で疲れを癒す。慎ましい生活を心がけようと思いつつ、食材を買い求めに行ったら、「鰻の蒲焼」が急に食べたくなった。若い頃は、『長物』は泥臭いイメージがあったし、安物の中国産うなぎで再度泥臭さを感じさせられたので、敬遠してきたのでありますが、先日の『還暦を祝う会』で友人『ノロ社長』の奢りの鰻は、そこそこにイケた。(奢りという代物は、泥臭さを飛ばす効果があるらしい^^;)
彼が買い求めたのは、この店のこの鰻に違いないと薄い財布を叩いて買ってみると、自腹の鰻には少々文句を言いたくなった。(尾っぽの部分は、あとで『ノロ社長』に届けることにしよう。)
地元名産の薄皮丸ナスが中々実を着けません。加工用の「梵天丸」は勢いが良いというのに、温度不足が原因だと思いますけれど、品種特性というものをしみじみと感じます。お陰で直売所でさえ「薄皮丸ナス」は500gで540円…庶民の食卓の茄子漬が500円なんて、そんなナスは食べなくても済む。そんな自戒も込めて、我が農園の「梵天丸」は350円とリーズナブルな価格で販売しておりますが、こういう商売では生活が成り立たない。いやいや、当面は『夢屋農園』の信用を勝ち得ようと質を吟味し、低価格販売に心掛けておりますよ。


今夜のおつまみは『たまんね漬』

今が旬の生ニンニクと出汁醤油にみりんで漬けた『たまんね漬』…婦女子には、ニンニク臭いと敬遠されてしまうのでありますが、婦女子には縁のない『おやじぃ』のパワーの源であります。
夕刻、何故かにこやかに晩酌のお誘いに来た『ノロ社長』は、アップルパイを試作していた。料理用の「青りんご」は、まだまだ収穫するには早過ぎるのでありますが、彼の場合、やりたい!欲しい!と思い立ったときが動くとき。シナモンや上質な砂糖を加えて調理したようであります。(酸っぱい!!!)しかし、さすが市販のパイ生地は、サクサクとして美味しい。甘いだけのアップルパイよりは、自然な酸味のパイが美味しいと感じたのは、舌がアルコールで麻痺していたからに違いない^^; いつもゴチになっているので、『還暦を祝う会』用に用意した「ローヤル」を持参しましたが、庶民のウイスキー「角」とは格の違うまろやかさ…「日中から飲むんじゃないぞ!」と釘を刺して、久しぶりに家族と夕飯を食べましたけれどね。(家族が不仲という訳ではございません。日没後の気温が降下した頃を見計らって、きゅうりやナスに潅水作業をしているからなんですけど…農場長は、夜も働いているのでありますよ。)今朝はどしゃ降りの雨の中で「育苗ハウス」のビニールの張替え作業を行っておりました。空いたスペースで「きくらげ」なんぞを栽培しようと思いましてね…栽培菌の販売元が、確か熊本県だったような…九州地方の大雨被害が気になる朝でありましたけれど。

コメント
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