山の雪も解けて春の息吹を感じます。山々の緑も日一日と賑わいを見せて来ています。天気のいい日は、弁当でもぶら下げて山野をぶらつきたくなる此の頃。
吾妻山へは、島根県側の登山口でもある大峠に車を置き、広島県側の登山口まで歩く。2時間30分くらい(?)でロッジ吾妻山に着く。
途中、花を観察したり、山菜を採ったりとなかなか忙しい。
ミヤマカタバミ フキノトウ
山 桜 何とも可憐でした
日向に群れて咲くスミレ
広島県側には池がある。水芭蕉は植えつけられたもの。昔はなかった。
池の鯉とは、このこと。餌を求めて近寄ってきます。よほどおなかがすいているのだろう。
コロナ渦のせいもあるのか、この建物は閉鎖されていて、後で調べたら売りに出されていた。
一時期、大いに賑わったものだが何と言っていいやら
静かでいい山なのだが経営的に難しいのだろう。もう少しこじんまりと地道にやっておればよかったものを・・・。後先考えずに進みすぎた後遺症だ。宿泊施設にバンガロー、キャンプ場とかなり派手にやっていた。自分が若いころには、ここで盆踊り大会があったと記憶している。
この日は、ほとんど人影はない。静かでいいけど・・・。
広場で昼食を摂り、島根県側に回って車まで帰る。大峠まで降りて登るときに見つけておいたワサビを採った。小川のあちこちで、白い花を咲かせていたが、地元の人の話によると、栽培されていたものが流されて根づいたものらしい。
この日は、ワサビ、コゴミ、フキノトウ、ツクシ、ヨモギ等を摘んだ。帰ってから料理するまで大変に手間暇かかった。2~3日は山菜料理が続いた。特に、フキノトウの天ぷらは、熱いソバによく合う。
間もなくカタクリが咲きだす。船通山か鯛の巣山がいいだろう。