久しぶりに山に行く。本当に久しぶりなので体慣らしを兼ねて三瓶山とした。今年の夏はいろいろ事情があり、ほとんど山には行っていない。こんなことは今までになかったこと。
三瓶山 東の原より登る。リフトを横に見ながら歩き始めた。連休なので観光客も多かった。しかし、誰もリフト利用だ。
大平山と女三瓶山の間から室ノ内へ下り一休み。
室ノ内 水は濁っている。水深は1m30㎝ぐらいだそうです。「静謐」と言った言葉がぴったり。
昼寝でもしようかと思っていたら、単独の男性がやって来て弁当を開き初めた。朝早くに、広島からやって来たとのこと。白いご飯に缶詰とミカン1個の質素なお昼なのには感心した。家にある物で済ませている感じだ。山慣れしているのだろう。若い頃は、ガスコンロにラーメン、それにビールを持参したものだ。「魚がいる」というので池に近寄ってみたら、なんとコイが一匹近寄ってきている。自分の弁当の中身を少し投げてやったら食べていた。
昼寝は止めてとりあえず子三瓶まで登る。ここで昼食として一休み。しばらく寝込んでいたらしく、人の話し声で目が覚めた。
子三瓶の下りから孫三瓶と室ノ内を見る
孫三瓶からの子三瓶山
孫三瓶と子三瓶間は、ササとススキに被われていて良い感じがする。風が吹れてザワザワと揺すられるのを見ていると何ともいえないのだが、この日の風向きは、いつもとは違い女三瓶の方から吹いていたので感じが違った。
秋のキリンソウ フウロ 色が鮮やかでした
山ラッキョウの花 リンドウ
サルトリイバラ 雪の降る頃に実は赤く色づく
ススキの向こうに男三瓶
「 ソバはまだ 花でもてなす 山路かな 芭蕉 」
この日三瓶では、ソバ祭り。そろそろ新ソバの季節ですね。
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