山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

餓鬼岳と唐沢岳(白沢登山口~餓鬼岳・唐沢岳~中房温泉)  その2

2014年10月15日 | 200名山・300名山

 唐沢岳の頂上から見た下山コース。大体こんな様子です。道にはきちんと目印があり気をつけて登れば特に問題はありません。ただ、餓鬼の頂上から3時間近くかかる。往復6時間としても休憩時間を入れれば、半日はかかることになる。    

  

  この日、このまま白沢口まで下山しようかと迷った。一方では、東沢乗越から中房温泉に下ってみたいという気持ちもあった。写真を撮りながらぶらぶらと小屋を目指す。

                 中央右手のピークが餓鬼の頂上。

  

    天候にも恵まれて素晴らしい景色が広がる。明日の天気も良さそう。

  

      左手が餓鬼岳、中央に剣ズリ。結局、翌日このルートをたどることにした。

  

  小屋に帰って一休み。まだ日は高い。

   

 小屋には、ビールもお酒もなくあるのはウイスキーだけでした。400円のミネラルウオーターで割り、カップラーメンを肴にして一杯。なにやらわびしい。

            窓の外には、白沢登山口からの終了点がみえます。

 

 この日も小屋泊まり。昨日と全く同じ内容の夕食をすませ、外に出てみる。

                    昨日とは違う景色が見えた。

  

 10月11日(土)

   5時に朝食を済ませ準備を整えて外に出る。台風が接近しているためか雲が多く朝日は期待できそうにない。唐沢岳を目指して今日中に下山する泊まり客は4時にスタートしている。小屋で食事をした者は、誰も中房温泉へ向かうらしい。

  5時40分、日の出はあきらめて早めのスタートととした。未練がましく日の出を待っている者もいたがダメだろう。テント場には、3張りのテントが張ってあった。4張りか5張りくらいが限度とみた。

  帰り道です。右が剣ズリ。コースはこの基部を巻くように作られている。要所にハシゴなどがあり期待したほどのスリルはなかった。

  

      中央左手に見えるピークは烏帽子岳。東沢岳まで、この景色がついてきます。

  

             奇岩があちこちに顔を出してなかなかおもしろいコースです。

  

                         乗越に到着 8時55分。

  

  ここで暫し休憩。予定より少し時間が掛かったようです。途中、山ガールというより山女と言ったほうが適当かと思えるソロの女性に追い越された。えらい早さで消えていった。

 下り始めてしばらくすると、中房温泉からの登山者に出会う。誰もテントを担いで餓鬼岳に向かうそうだが、このコースはきついと思う。それにしても、テント場が狭いからあふれたらどうするのだろう。

 沢におり、流れに沿って気持ちの良い林の中を進む。水の流れる音を聞いていると心が落ち着く。途中、登りもあってくたびれたが、無事中房温泉着。バスを待つ間に入浴を済ませる。穂高駅までバスに揺られ、駅からタクシーで白沢登山口まで。

 これで、日本山岳会の日本300名山299座が終わった。     荒沢岳を加えて300座が完成です。

   9日(木) 白沢登山口 6時10~ 最終水場 8時~ 大凪山 9時35分~ 百曲入口 11時~ 餓鬼岳頂上 12時07分

 10日(金)  餓鬼岳小屋 6時10分~ 唐沢岳頂上 9時15分

 11日(土)  餓鬼岳小屋 5時40分~ 東沢乗越 8時55分~西大ボラ出合 9時40分~中房温泉 11時40分     

コメント
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