知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

いろいろな物を見て、考えて、学んで、計画を立て、実行する。

2010年02月12日 | 自分の未来を組み立てる。
学習の際には、
いろいろな物を
 見て
 考えて
 学んで
 計画を立て
 実行する
という課程が重要だと思います。

これには、
 コントロールできないこと
は含まれていません。
すべて、自分でコントロールできます。

何度も出てきていますが、
 コントロールできないことにエネルギーを使うのは無駄
です。

人を変えるよりも、自分を変える方が
 はるかに楽
です。


証拠が欲しい人は、国会中継を見てみましょう。
ここでの議論は、全くの無駄です。
コントロールできないことを重視しているからです。

批判のみであれば、時間とお金の無駄です。
普通に考えて、辞めろといって、「はい分かりました。」と言う人などいません。

これに、僕が払った税金が使われているのかと思うと、心が痛みます。
もっと、不十分な予算でなんとかやりくりしている児童施設や介護施設にお金を回してほしいと思ってしまいます。
だからこそ、参議院を廃止し、
衆議院の国会議員も3分の2くらいしてもらいたいところです。



ここで学べることは、
 費用対効果を考える
ということです。
 持ち時間を使って批判をする。民主党や首相の支持率が下がる。自民党の支持率が上がる。
という流れが生まれる確率が高いのであれば、やる意味があります。
これを「ネガティブキャンペーン」といいます。

しかし、批判をしまくったところで、自民党の支持率が上がってこないところを見ると、ネガティブキャンペーンの効果は低いといえるわけです。

ここで、考える。
どうしたら、効果が上げられるか?

そこで、学ぶ。
国民を振り向かせるためには、政策立案能力が高いところを見せた方が良さそうだ。
経済、社会学、歴史を学ぶと、今と同じように産業のシフトが起こっていたことがあるのか。
この時代にうまくいっている企業があるのか。
日経平均で主要企業が落ちていても、上がっている(影響が少ない)ところがあるぞ。
そこに、ヒントがあるはずだ。

地方の崩壊を食い止めるにはどうしたらよいだろうか。
現場に聞くのが一番だな。橋下知事を呼んでみるか。

よし、計画を立ててみよう。
 10年計画→5カ年計画→3カ年計画→1カ年計画

ここまで、できたんだから実行したいな。
ただ、うちの政党だけでは、関連法案を通すのは難しいな。

与党の協力を仰いでみるか。
 与党の修正を加えた上で、与野党一致団結して法案を作成することにしよう。

まぁ、経済が上向けば、与党にとっても、面目が立つから、協力するだろう。
WINWINの関係だしな。

このように
議論して、修正して、実行する。

本来国会という場は、こういったことをする場所です。
法案を通す際に、多様な民意を反映させるために、議論をし、
修正を加えて可決し、可決したものは責任を持って実行する。

そのような議論ができれば、少数者の配慮ができるので、
議論のメリットが生まれます。
国民も、議論の過程で問題点などが分かってくるので、
税金を払っても、議論をしてよかったと思うわけです。

費用対効果からすると、もとが取れたことになります。

しかし、ヤジや批判合戦であれば、国会の外で、税金を使わないでやればよいと思います。


世界に目を移すと、グーグルがブロードバンドに参入するという動きが報じられています。
より早く、より安く大量のデータが送られるようになれば、よりフェアな環境が整い、
よりグローバルな競争が激しくなっていくはずです。
経済の世界大戦の勃発です。

今、30歳であれば、だいたいPCは使いこなせるので、
 30年後には、高齢者がPCを駆使するようになります。
そのため、すべての人が、PCを使うスキルを持っている。

そのころには、
 世界の全員が、PCや携帯端末で、ネットの住人になれる世界が到来する
わけです。

PCに対する抵抗が少なくなると、電子国家化の動きが加速し、
 納税のみならず電子投票、電子申請が増えていき
 効率がよくなるので、財政負担が少なくなる
はずです。

また、このような社会になると、
 資本
があまり必要でなくなると思います。

 よい製品を手頃な価格で作れる
とか、
 サービスがよい
とか、
 おいしい
とか、もっとシンプルな勝負です。

製品についても、電気自動車の場合、構造がシンプルであるため、
 家電製造メーカーでも車が作れる
とのことです。

大金をつぎ込んだ大企業の広告キャンペーンよりも、
「すごいおいしいよ。」という、口コミの方が威力を持つ。

天下りがいっぱいいる財団法人よりも、電子入札システムの徹底で
 質の高い工事を安くできる方が選ばれる
ようなフェアな社会になる。
しかも、国籍は問わない。

ある意味、今まで、チャンスが少なかった人たちが、ITという武器を手に、
大企業などの既得権益と対等に渡り合えるかもしれないというそんな時代です。

大企業であっても、この人の能力は、たいしたことないなと言う人もいます。
入社してからあんまり勉強していないんだろうなというような。
でも、給料は、中小企業の2倍近くもらっているようです。

それが、現在の社会の仕組みであるわけですが、
ITとグローバル化によって、
もっと、個人の能力がダイレクトに収入に反映する社会が生まれる可能性があります。


今後どうなるか分かりませんが、
 コントロールできないことなので、そのまま受け入れて、
 そのような社会でもうまく生き残れるようにスキルを磨いておく
必要があると思います。


個人的には、グーグルにはもっとがんばってもらって、
できれば、クラウドをどんどん進化させて、定期的にオフィスを買い換えなくてもよいようにしてもらいたいと思います。

そんな社会になるかもしれないと考えた場合、
 きちんと準備をしておいたら楽しいかもな
と思えてくるはずです。
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