知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

戦略を学ぶ 外的要因の変化

2010年02月28日 | 自分の未来を組み立てる。
戦略を立てるときには、
 情報の入手

 情報の分析
が重要になります。

いろいろな情報を手に入れて、
情報を分析して
 戦略を立てて実行する。

実行後、結果を見て修正する。

なぜ、情報を手に入れる必要があるかというと、
 状況が変わることで、戦略がまったく無駄になる
ことがあるからです。

状況が変わることで、その時にしなければならない行動も変わる。

北京オリンピックをきっかけに高速水着(レーザーレーサー)が注目。
世論によって、日本でもスピード社の着用を認めた。

今後すごい売れるはずと、各社開発。
莫大な開発費。

そして、禁止。
男子50M背は古賀が貫禄V/短水路選手権(スポーツニッポン) - goo ニュース

開発費の回収は・・・。

選手も水着に対応するために、練習。
禁止による影響があるはず。


ただ、こういった外的要因は、コントロールできないため、
 受け入れるしかない
わけです。
(コントロールできることとコントロールできないことを分け、
コントロールできないことはそのまま受け入れ、
コントロールできることに集中する。
というルール)

そのため、
 柔軟に対応していくしかない
わけです。

逆に、考えると、これがチャンスになります。
仮に、コントロールできない外的要因がない場合、
 勝者が固定する
という確率が高くなります。

これに対し、外的要因が起これば、
 うまく対応することによって
 敗者が勝者にとってかわる
という確率が高くなります。


ユニクロやマクドナルドは、不況を生かした戦略を生かして、
没落している大企業とは異質の存在となっています。

ビジネスをしていても、急に状況が変わることがあるはずです。
そこで、慌てずに、戦略を立て直して、うまく変化に対応できれば、
同じように慌てているライバルに差をつけることができるかもしれないわけです。


試験も同じだと思います。
予備校などが出している予想問題がすべて外れたら、
 自分の今までの勉強で対応しよう
と頭を切り替えればよいと思います。

みんなも同じように苦しんでいます。
中には、すごい実力者が予測が外れてパニックになって、
力を出し切れないかもしれません。

試験は、ライバルとの戦いというよりは、自分との戦いで、
 危機管理能力
が問われているということができます。

戦略を学ぶ本はいろいろありますが、
初めて学ぶ場合は、
「孫子」の読み方 山本七平著 (日経ビジネス人文庫)
などがコンパクトです。
ただ、読みにくいので、本を読みなれていない人は、孫子のところだけを飛ばし読みをする程度でよいと思います。

九変編(臨機応変に対応する)のところが関係しています。
孫子は、場所による戦い方の変化ですが、
状況が変わったときの対応も同じようなものだと思います。
コメント
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