年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

群れ

2006-11-21 00:00:00 | Weblog
2006/11/21 (Tue) 群れ

 あさの8時過ぎ大勢のサラリーマンが出勤する流れの中に自分を置く。流れに沿って地下街をいっしょに右に左に進みながら地上に出た。ここは堂島朝日新聞社のビル。あわただしそうに皆さん出勤しておる。私もかつてはこのような群れの中にいたのだなぁと思うと当時の私の気持ちとその後の今の私は彼ら彼女達をどのように感じられるのか、ちょっと体験したかった理由による。はっきりわかることは上場企業に勤める優秀な社員であろうと無かろうと目の前を通り過ぎている人たちがあと数年もすれば地位を剥奪され収入ダウンを余儀なくされる存在であるシまたその情況をどのように自分達が受け入れていくのであろうか、形の上で小さくなる自分にどう向き合っていくのだろうか、そのときまでにはきちんと内的キャリアを見出して欲しいと思うことである。
 あわただしく阪急京都線に乗り長岡天神で下車す。西山光明寺は紅葉の美しい寺である。このシーズンは入山料500円を払っての大勢の紅葉見物客でごった返す。きれいな紅葉を見ながら祖父祖母の眠るお堂に線香とともに頭をたれる。母親の手術後の経過報告と健康を祈り人々の間をぬってあとにする。
 大阪江戸堀の大阪YMCA会館でEHシャインの講演・木村周先生や金村壽宏先生のシンポジウムを聞く。キャリアアンカーの理論について結構おもしろかった。シンポでは金村先生はいつもおしゃべりやなぁと思うし木村周先生はハローワークの現場にいただけにいつも現実の立場から提言されるのできらびやかさはないけれど非常に重みのある話をされるので好感が持てる内容であった。