暘州通信

日本の山車

◆06001 川越八幡宮祭 更新

2013年10月31日 | 日本の山車
◆06001 川越八幡宮祭 更新
□社名 川越八幡宮
□所在地 埼玉県川越市南通町
□祭神
ホムダワケノミコト 誉田別命
ウカノミタマノカミ 倉稲魂神 (物部神社)
境内社
民部稲荷神社(相撲稲荷)
□祭は一〇月中旬。
□山車
詳細不明。
□汎論
 川越八幡宮の創祀の歴史は古く、社記によると、長元三年(一〇三〇)、【平忠常】は、【平将門】の叔父である【平良文】の子孫にあたる。平忠常が起こした【平忠常ノ乱(一名、長元ノ乱)】は、
平安時代の【平将門ノ乱】につぐ大規模な反乱で、鎮圧には三年を要し、関東地方はこの乱によりいちじるしく荒廃したと伝わる。
 このとき、平忠常を征討したのが【甲斐守源頼信】で、戦勝を謝して祀ったとある。
 長禄元年(一四五七)には、太田道灌が【川越城築城】のとき、当社から分霊を請け城内の守護神として祀られた。
 川越市は、氷川神社をはじめとする出雲系の神を祀る神社が多いが、当社にも、準出雲系である、稲荷社があり、祭神として京都伏見大社と同じ、ウカノミタマノカミ 倉稲魂神が祭神として挙げらるが、これを【物部神社】 となっているのが興味深い。案ずるに、このことは創祀の歴史は房総に由来し、創祀は、【秦氏の稲荷神】を起源とし、のちに、【八幡神】を祀ることになったのではなかろうかと推察される。

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