暘州通信

日本の山車

00168 貫前神社祭

2007年08月17日 | 日本の山車
00168貫前神社祭
群馬県富岡市一ノ宮
貫前神社
□祭神
経津主神(フツヌシノカミ)
姫大神(ヒメオオカミ)
□祭は三月中旬(隔年)。
山車六臺を曳く。
□汎論
安閑天皇元年(五三一)、磯部氏の創建といい抜鉾大神、抜鋒大神、一宮抜鉾大明神の別名がある。貫前姫大神(名称不詳)は絶世の美女だったといわれる。
延喜式に明神大社・上野国一之宮と記される由緒ある古社。鎌倉時代の元寇の節は関東祈祷寺だったという。
武田氏、小田原北条氏、徳川家ら武家の信仰が特に篤かったといわれ、現在の社殿は寛永一二年徳川三代将軍家光の造営といわれ、貫前造りの本殿、拝殿、楼門、回廊は国の指定重要文化財に指定されている。
本殿は、外見は単層だが、内に入ると二層という特殊な構造になっている。
境内には藤原太郎秀郷が平将門征伐のさいに植えたと伝える老杉が神木となっている。
一月中旬には作物吉凶を占う御筒粥神事がある。


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