暘州通信

日本の山車

◇02065 羽曳野誉田八幡宮祭礼

2009年05月28日 | 日本の山車
◇02065 羽曳野誉田八幡宮祭礼

大阪府羽曳野市誉田
誉田八幡宮
□祭は九月中旬、
山車(地車)を曳く。
□山車(地車)
・王水町
・馬場町
・鍛治町
和泉市唐国町より譲り受けた。唐国町は大正三年に上石津より譲り受けている。
銘板に「細工人 住吉郡住吉村 大佐」とあるという。創建時の工匠は大佐によると考えられる。
・西之口町
創建は奈良県大和高田市だと考えられている。
平成八年に堺市の北王子より譲り受けている。工匠は大佐。
彫刻は彫又一門のよる。
銘板に「細工人 住吉郡住吉村 大佐」とあるのは鍛治町とおなじ。
□汎論
 羽曳野市の誉田八幡宮は應神天皇陵の近くにあり、陵の祭祀を司り、例年九月の大祭には神輿が御陵の後円部頂上まで渡御する、盛大な祭礼が続けられてきた。ホムダワケノミコト(誉田別尊)は応神天皇の諱(いみな)である。
 源頼朝は建久七年社殿や伽藍を修復し、国宝指定の神輿、神馬、重要文化財指定の鳶松皮菱螺鈿鞍、同鉄蛭巻薙刀などを寄進。
 室町幕府六代将軍だった足利義教は、重要文化財に指定される誉田宗廟縁起、同、神功皇后縁起を奉納し、社宝として伝えている。

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