暘州通信

日本の山車

00256 引本浦関船祭

2008年08月13日 | 日本の山車
00256 引本浦関船祭
北牟婁郡紀北町海山区(旧海山町)引本浦
引本神社
□祭神
不明。
□祭は十月下旬。
関船を陸曳きする。
□汎論
関舟は席舟などと書かれることもある。香川県の豊浜祭では蒲団太鼓とともに曳かれ、徳島県など四国地方の祭には各地に曳かれる舟型山車。
関舟(せきぶね)の起源は戦国時代から江戸時代にかけ海上の取締りをおこなった舟で、大型のものに「安宅舟」があったが、徳川時代に諸大名の安宅船の所有が禁じられて姿を消し。関舟が残った。
大阪府の太子町にはこの関舟を模しただんじりが曳かれるが、岸和田祭に代表される岸和田ほかのだんじりもこの関舟が起源であろう。
全国に民話やわらべ唄で知られる「権兵衛が種蒔きゃ鴉がほじる」にでてくる「種まき権兵衛」は旧海山町が発祥の地。地元宝泉寺で供養、権兵衛踊、神楽舞が奉納される。

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