暘州通信

日本の山車

◆06665 小石川赤城神社祭礼 一

2012年03月24日 | 日本の山車
◆06665 小石川赤城神社祭礼 一
□社名 赤城神社
□所在地 東京都新宿区赤城元町
□祭神
イワツツオノミコト 岩筒雄命
アカギヒメノミコト 赤城姫命
□祭
□山車
 『武江年表』文政五年(一八二二)九月、小石川赤城明神祭礼。十八日には氏子より練物が多数出たが、十九日は雨天となり、二十四日に延引され、その後中絶されたとある。
(順不同)
□汎論
 東京都下には、【上毛三山】とよばれる、妙義山、榛名山、赤城山を神奈備とする出雲系の神々が鎮座する神社がある。上毛三山の山頂には奥宮、山麓には里宮があって、古くから出雲系氏族が定着した地域であるが、その同族あるいは支族が東に発展して、開拓した新しい地に祖神を祀ったと考えられる。赤城神社はその一社であり、小石川神楽坂に鎮座する。
 創祀は、鎌倉時代の正安二年(一三〇〇)、上野国赤城山の麓
に根拠を有し、牛込に移った大胡彦太郎重治が、旧牛込早稲田の田島村に祀ったと伝わる。
 寛正元年(一四六〇)に、太田道灌が牛込台に遷している。
弘治元年(一五五五)にはさらに大胡宮内少輔が現地に遷座した。牛込の鎮守で、別当は東覚寺であった。
 大胡氏は、出雲氏に従った古代氏族と考えられ上野國(群馬県)に根拠を占めたが、群馬県大胡町(現前橋市)はその旧地と考えられる。太胡、多胡、多古と書かれる例がある。下総國(千葉県香取郡多古町)にはかつて多胡藩があった。大胡氏発展の旧地であろう。大胡氏と牛込氏は同族とする考えがある。
 祭神のイワツツオノミコト(岩筒雄命)は、日本神話、火の神であるカグツチノカミ(迦具土神)より生まれ、香取神、フツヌシノミコト(経津主神)の親神とされる。アカギヒメノミコト (赤城姫命)は大胡氏の息女と伝わり、千葉県の香取神社と所縁が深い。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇向島の牛島神社の補足(2)イナリはキリストのこと
2008/3/31(月) 午後 4:49
... 牛島神社を出ようとすると右手に稲荷神社がある。 日本各所にある神道上の稲荷神社の総本社は京都市伏見区にある ... 深草屯倉の場合は秦氏族の勢力に期待するところ ... 大胡氏はこの部族から江戸へ出てきたのだろうか。 大胡氏、すなわち牛込氏がシュロの主日 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/realhear2000/52761867.html

◇東京都新宿…赤城神社~…
2011/11/3(木) 午前 8:34
... 後伏見天皇の創祀に際して、群馬県赤城山麓の 大胡の豪族であった大胡彦太郎重治が牛込に移住した時、本国の鎮守であった 赤城神社の御分霊をお祀りしたのが始まりと伝え ... この三社による祭礼の際における 山車、練物等は江戸城の竹橋から内堀に入り ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/ta37yu24/27225672.html

◇☆神楽坂散歩~牛込の総鎮守「赤城神社」
2008/9/24(水) 午後 5:12
... 後伏見天皇の創祀に際し、群馬県山麓の大胡の豪族であった 大胡彦太郎重治が牛込に移住した時、本国の鎮守であった「赤城神社」の分霊を祀ったのが 始まりとされています。 ... 「三社」による祭礼の際は、山車などは、江戸城竹橋から内堀に入り ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/julywind727/16845349.html

◇御神輿(みこし)
2006/9/17(日) 午後 4:06
... 【赤城神社・御由緒】 伝承によれば、正安2年(1300年)、後伏見天皇の創祀に際して、 群馬県赤城山麓の大胡の豪族であった大胡彦太郎重治が牛込に移住した時、 本国の鎮守であった赤城神社 ... 三社による祭礼の際における山車、練物等は江戸城の竹橋から内堀 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/bamboo_hayato/40060018.html


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