暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (五九六)

2013年09月13日 | 日本の山車
玉依姫 様 (五九六)
 これは仮説です。
 【日本の山車】の本論のほうで、【神降る柱】について述べていますが、【柱を立てて神を迎え・送る齋事】は、実は日本のみではなく、ヨーロッパに広く行われる、【五月の柱、メイ・ポール(May pole)】、チベットの巨大な【柱立て】、エジプトの神殿前に立てられる【オベリスク】、カナダー北アメリカに居住する多種族インディアンが立てる、【トーテム・ポール(Totem pole)】。オベリスクの思想は建築物にも取り入れられており、トルコの【アヤソフィア】、インドの、 【タージ・マハール(Taj Mahal)】、カンボジアの【アンコール・ワット】などにも見られわが国では長野県の【御柱】はよく知られますが、じつは、この【御柱】韓半島(朝鮮半島)にもあるそうです。スサノオノミコトが降臨したのも【韓半島(朝鮮半島)の柱】です。
 祗園祭の鉾は、基臺から屋根を抜けて高く、【真柱・しんばしら】が立てられます。関東地方の山車の中には一本柱山車という古態の山車が曳かれています。私見ですが、山車の起源は、この、【一本の柱】にはじまると考えています。新年の門松、【どんどやき】などとよばれる【左義長】の笹竹も、柱です。

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