暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (二六八)

2013年05月21日 | 日本の山車
玉依姫 様 (二六八)
【東西文化の回廊】
 四 神社の来た道
 これは仮説です。
 スサノオノミコト(素盞嗚命)にはじまる出雲氏族の國、これをこのあと【出雲國】として、【杵築大社(出雲大社)】とは一線を画しておきます。
【出雲國】については不明な点が多く、まず、その【出雲國】が存在した時期と歴史がわかりませんが、断片的に知られる事跡を繫ぎあわせると、建国は紀元前七世紀から、紀元前一〇世紀くらい前。その滅亡は古墳中期にあたる紀元四世紀から五世紀ころと推定します。これには多くの異論が有るでしょうがここでは論議しません。
 【出雲國】は日本の古代一千年以上にわたって栄えた【王国】だったと推定されます。一〇世紀の平安時代に完成した『延喜式神名帳』に記載される神社は二八〇〇社あまりありますが、この記載神社の中には多数の出雲神が含まれています。

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