暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (三五〇)

2013年06月13日 | 日本の山車
玉依姫 様 (三五〇)
厚見王が、久米女郎に贈った歌。

  やどにある さくらのはなは いまもかも
  まつかぜいたみ つちにちるらむ

 庭の桜の花は、松風がひどいので、地に落ちてしまったのではないでしょうか。これに対する久米女郎の返歌。

  よのなかも つねにしあらねば やどにある
  さくらのはなの ちれるころかも

 嵐にあっても、あわなくても、季節がめぐれば、いずれ花は散ることでしょう。【厚見王】は舎人親王の子ですが、海神系・綿津見の【安曇・あづみ】と同音であり、なんらかのかかわりがあったと推定されます。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・蔵王刈田嶺神社朱印。月の表記
2013/6/7(金) 午前 9:00
... ・令月(れいげつ)・仲陽(ちゅうよう) 3月  季名:季春・晩春  花見月(はなみづき)・桜月(さくらづき)・嘉月(かげつ)  禊月(けいげつ)・竹秋(ちくしゅう) 4月  季名:孟夏・初夏  夏初月 ... 女郎花月、秋風月?、正陰月、鶉月、雁来月 を見 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/negaigoto221/17843059.html
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