暘州通信

日本の山車

◆01607 日吉神社祭 更新

2012年07月21日 | 日本の山車
◆01607 日吉神社祭 更新
□社名 日吉神社
□所在地 石川県珠洲市仁江町
□祭神
オオヤマクイノカミ 大山咋神
□祭は一〇月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、キリコ。
二基が出る。
□汎論
 能登半島の祭には多くのキリコが出る。キリコの名称は【切籠(きりこ)】らしい。概ね夏の齋事となっている。神社に繋属する神事が普通であるが、まったく独立したものもある。能登のキリコの数は一口に千五百基、二千基とも言われる多きにのぼるが、休止するもの。廃止されたもの。復活したものなどがあり、その数は把握できない。その形態は地域によりさまざまで、かたちの大小は、高いものは一〇メートルを越え、小さなものは二メートルくらいのものもある。担キリリコ、車輪のついた曳キリコ。海上渡御を行なうもの、地域の一定範囲をかつぎ、また曳くもの。基本的な形状は、長い梁状の忠奥羽に舟の檣に帆をかけたように見える。櫓を立て、上部には榊が立つ。御幣が立てられるものもある。この形態を勘案すると。この檣(帆状)の部分が降臨する神の依代と考えられる。この部分には達者な筆で寸言が揮毫されまた繪が描かれ暦年保存される。著名な書家や画家の筆になるものがあり、巌谷一六の書も見られる。キリコの呼称は、燈籠、奉燈など。季節によって【たなばたキリコ】、【盆キリコ】などとよばれる。深夜に行なわれるものが多く、九時過ぎから夜半にも及ぶものがあり、神社に宮入りするものは境内に入ってからもみ合うものもある。その揉み合いもさまざまで、かなり荒っぽいものもある。曳き子もさまざまで、男性が女装するものも見られ、小学生くらいの男子が女児の四つ身の着物を着て紅白粉をつけ、きれいに化粧しているいるのを見ると思わず噴出してしまう。
 また、女性のみで担がれるキリコがある。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・仁江(にえ)の祭り
 http://ameblo.jp/hagurotetsu/entry-11043538365.html

行政コード番号は従前のままです。 
20120720 更新
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇中能登の小竹も行ってきたよ
2010/10/10(日) 午前 1:22
... 獅子舞で露払い神輿で家々に神事していく形態です。 羽咋とか宝達志水市で同様なものが多く見受けられます。 ... 猿田彦神社と書かれた祠で神事が行われ ここでしかやら ... それからすぐ小竹へ行けば今度は『キリコ』舞が観れるはず 小竹の地図 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kanburi21/19339784.html

◇能登島向田の火祭り
2010/8/1(日) 午前 8:12
... まずは神社から御旅所まで400メートルを神輿とキリコが練り歩きます。400メートルといっても 侮る事なかれ。途中休憩を何度も挟むのです。 ... この単純さが古くからの形態を留めている、という 意見を聞いたことがあります。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/mineo20/60151063.html

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