暘州通信

日本の山車

●854 岐阜県の公金横領(裏金) 岐阜県議会に飛び火

2006年10月06日 | 行政・司法問題
昨日(10月5日)午後所要で岐阜県庁にいた。県議会の質疑が庁舎内を流れていたが、自民・羽島郡選出の自民党の加藤一夫議員が質問にたち、裏金問題で県側を追及し、
鋭く追求する姿勢に共感を覚えたが、「県議もある一部はかんでおると思います。絶対に」などと発言した。
「岐阜県監査委員の一部は岐阜県議会議員が就任しており、加藤一夫議員の推定をうかがわせる質問は「まだまだ甘いな?」と思った。
ところが今朝になって入ってきた情報によると
【発言一部取り消し】
 県議会の白橋国弘議長は、一般質問した加藤氏から「発言を取り消す」との申し出を受け、議長の職権で発言の一部を会議録から削除した。
と、いうことだ。
前半を終え再質問に立ったとき本人の口から伝えられたらしいが、取り消しの理由は【表現が不穏当】ということらしい。
岐阜県議会議員らのなかには裏金に関与したとされる議員が相当含まれていることはすでに公になっており、岐阜県の追求に距離をおいている議員らに疑惑の目が向けられている。
加藤議員の質問は妥当なもので、議会議員の疑惑に迫るものだっただけに、議事録から削除という扱いになったのはきわめて遺憾である。
このことからみえてくるのは、さらなる岐阜県議会議員らの公金横領(裏金)の揉み消しにほかならない。
おそらく裏金にウラで連座する同僚議員らから【発言を取り消しせよ。しないなら離党せよ】、【党から除名する】などの外圧があったのだろう。
質問を削除せざるを得なかった背後の事情に、さらに岐阜県議員らが関与していた事実が濃厚となったのは皮肉である。
質問取り消しと、議事録から削除は表見加藤議員の意志であるが、岐阜県議員らの所業のうウラ側を垣間見ることになった。
岐阜県議会も腐っている。




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