暘州通信

日本の山車

◆05253 発枳神社祭

2011年04月30日 | 日本の山車
◆05253 発枳神社祭
□所在地 京都府京丹後市峰山町橋木
□旧国名 丹後國
□現社名 発枳神社(からたちじんじゃ)
□旧社名 發枳神社
□祭神
トヨハヤヒノミコト 樋速日命
境内社
稲荷神社
 ウケモチノオオカミ 保食大神
愛宕祗社
 カグツチノミコト 軻遇突智命
□祭は10月上旬。
□山車
山車(太鼓神輿)一臺を曳く。
□汎論
 発枳神社は、延喜式神名帳丹後國竹野郡に記載される、丹後國六十五座のうちの一座。発枳は【枳殻、また枸橘】とも書かれる「からたち」のことで、中国、秦の始皇帝が当方に求めた不老長寿の仙果【ときじくのかぐのこのみ】とは、この枳殻(からたち)のことだったとの説がある。発枳神社の社名にもなっている発枳は正字では【發枳】と書かれ、やはり「からたち」のことである。兵庫県出石町の出石神社に祀られる、アメノヒボコ(天日矛)が朝鮮半島から当地にもたらしたという伝承がある。「からたち」は日本には自生がなく各地に植栽されるものは、中国からの伝来で、原産地は揚子江の上流域といわれる。

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