暘州通信

日本の山車

◆00536 女河八幡宮祭

2010年04月08日 | 日本の山車
◆00536 女河八幡宮祭
静岡県湖西市新所
女河八幡宮(めがわはちまんぐう)
□祭は十月中旬。
□山車(屋泰)
・女河
・岡崎
・日の岡、正砂
・吉野、札木
・神明、入江
・中岡
□汎論
 岩手県には女川があり、「おながわ」とよばれるが、湖西市の女河のよみは「めがわ」である。
 女河八幡宮の祭りに曳かれる山車は、単層で、屋根は唐破風のものと、神明造りのものがあり、素木である。
屋臺前面では、関東各地で見られる達者な諸藝が行われる。後部は大きく開口し、両側の柱いっぱいもある大きな太鼓が載り、これを青年らが外部から打つ、神前では奉納のお囃子が演奏されるが年配者が式臺にのり左右の手を交互に大きくまわし、渾身の力を籠めて大太鼓を打つ。
筆者が訪れた時は、入神はやし連、あさひ連、中岡はやし連、あかつきはやし連などの手馴れた演奏を聴くことができた。このように、太鼓を後部に積み外部から打つ例は、愛知県豊田市(旧稲武町)でも見られる。
□参考
・愛知県稲武町

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