暘州通信

日本の山車

27445 上賀茂神社の立砂

2008年03月31日 | 日本の山車
27445 上賀茂神社の立砂
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)
京都市北区上賀茂本山339

□汎論
賀茂別雷神社は京都北部法部に鎮座し、通称上賀茂神社の名称で知られる。 古代氏族賀茂氏の祖神とする日向(宮崎県)日向曾の峰に降臨した賀茂建角身命を祀る。
境内には、
玉依比賣命を祀る片山御子神社。
建御名方神を祀る須波神社
賀茂建角身命を祀る久我神社
かきつばたで知られる天鈿女命を祀る太田神社
御歳神一説に保食神を祀る賀茂山口神社
建玉依比古命を祀る賀茂波爾神社
素戔嗚神、奇稻田姫神、田心姫神を祀る、山森社こと鴨岡太神社などがある。
鳥居につづく長い参道は細殿(拝殿)につづくが、「立砂」はこの細殿のまえに盛られる。
昭和三〇年ころまでは円錐形に盛られる砂は高さが底辺直径の二倍以上あったが、近年は次第に低くなって、底辺と高さがほぼ等しくなってきている。
立砂は二つ盛られるが東側の頂点に黒松、西側に赤松の葉をたてる。
黒松を男松、赤松を女松とよぶ。
神社の背後に神山(こうやま)、通称衣笠山があり、ここに磐坐があるが、いまは登ることが禁じられている。
賀茂別雷神の降臨する場所であるが、降臨した神は、さらに細殿前の立砂に降る。
降るのは東の男松で、祭が終わると神は西の女松から還御(昇天)するとされる。
この思想は、エジプトのオベリスクにも通じる。









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