暘州通信

日本の山車

◆32558 稲作と祭祀 三九

2011年12月27日 | 日本の山車
◆32558 稲作と祭祀 三九
 これは仮説である。
 大分県宇佐市にある【宇佐八幡宮】は日本ではもっとも数の多い四万社以上の神社が祀られる、全国八幡神社の惣本宮(総本宮)である。
 祭神は三殿に祀られ、
第一殿  
ホムダワケノミコト 誉田別尊(應天皇)
第二殿
タギツヒメ 多岐津姫命
イチキシマヒメ 市杵島姫命
タギリヒメ 多紀理姫命
の宗像三女神
第三殿
オキナガタラシヒメノミコト 息長帯姫命(神功皇后)
應神天皇の母
となっていて、皇室系の神としてよく知られている。だが社記による創祀は、聖武天皇期、神亀二年(七二五)としている。平城京遷
遷都は和銅三年(七一〇)であり、宇佐八幡宮の創祀はそれよりあととなっている。
 應天皇は日本で最初の仏式諡号をつけられた天皇で、日本の総国分寺にあたる奈良大仏殿には鎮守、手向山神社(たむけやまじんじゃ)があり、また、薬師寺の鎮守八幡宮には、三神像が祀られ
その主神たるオウジンテンノウ(応神天皇)は僧体像で国宝に指定されている。

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