暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (二二六)

2013年05月05日 | 日本の山車
玉依姫 様 (二二六)

 これは仮説です。
 釈迦が涅槃に入られたあと、龍樹菩薩、天親菩薩、曇鸞菩薩、道綽禅師、善導大師らの諸聖賢により、法蔵菩薩が四十八の誓願をお立てになり、これが成就して阿弥陀如来となられたという思想が完成したと考えられます。中国から韓半島(朝鮮半島)を経て日本に佛教が伝来したのは六世紀ころと考えられますが、これは公伝であり、五世紀から六世紀は韓半島(朝鮮半島)からの渡来する氏族が多かった時期であり、これらの渡来人らによって日本に佛教が渡来したはずですが、それらは渡来人たちの信仰のうちにあったものが多く公式に日本に伝えられたものではなかったでしょう。善光寺如来もそのうちのひとつだったのではないでしょうか?
 九州の日羅(にちら)は日本から韓半島(朝鮮半島)にわたってかの地で交換として登用された人物ですが、また韓半島(朝鮮半島)から九州に佛教を移入しています。国東半島、長門、出雲、越前、近江などには、いまもひっそりと眠る古い佛がたくさんあります。

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