暘州通信

日本の山車

●902 裏金懲罰人事?

2006年11月16日 | 行政・司法問題
●902 裏金懲罰人事?
岐阜県が去る13日に発表し、15日に出る予定だった人事異動の辞令は、河野定総務部長の死去により延期されたようだ。
□延期の真意はどこにあるのか?
□報道によると人心一新の人事異動といい、内容は管理職中心で、【部長級20人、次長級10人、課長級16人、課長補佐級1人の計47人】だという。
□岐阜県は先に大幅な組織変更に伴う人事異動を実施したばかりだから、説明もないこのたびの人事異動は奇怪だ。
□人心一新とはなにか?
□報道各社は一様に口を閉ざしている。
□47人の移動先は外郭団体。窓際などでどうみても左遷とうつる。いうまでもなく【岐阜県の裏金問題に直結する懲罰】と見るのが自然だ。
□【部長級20人、次長級10人、課長級16人、課長補佐級1人の計47人】の異動は懲罰人事。後任にとっては栄転人事と見られる。
□先に岐阜県が発表した職員4,400人の処分も規模の大きさだけが目を惹いたものの
実態はほとんど中身のないものだった。
□朝令暮改の岐阜県。
□管理職ら47名の異動人事は明朗な説明が必要だ。
□一方で、現職には半ば強制的に返還させた裏金は、退職職員の返済は進まないようだ。
□OB職員への請求は、その原因を作った【梶原拓前岐阜県知事に一括返済を求めよ】と主張した。
□梶原前知事への処分が及び腰な古田知事の本心は【梶原選挙地盤を受け継いだ】軟弱な地盤にある。
□次の知事選には、岐阜県民の批判とあいまって世論の風当たりが強く、いまのままでは苦しい戦いになる。
□その前に人事異動を行って過去とは無関係の支持を確立しておくため、強引な手法をとっている。これを煽る後任予備軍が虎視眈々と出世の機会をうかがっている。
□すでに岐阜県庁内では後任にとって熾烈な派閥の再構築が進んでいる。千載一遇の好機というわけだ。


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