暘州通信

日本の山車

◇01822 神明宮例祭

2009年07月30日 | 日本の山車
◇01822 神明宮例祭
静岡県浜松市蒲
神明宮
□祭は一〇月中旬。
山車(屋臺)を曳く。
□山車(屋臺)
・上新屋町
昭和五十七年(一九八二)の建造。工匠は小池工務店 小池清。
彫刻は鈴木嘉一。
・丸塚町
昭和十二年(一九三七)の建造。工匠は大杉茂。
彫刻は中山亮一。
・上西町
昭和六十三年(一九八八)の建造。工匠は小池工務店 小池清。
彫刻は鈴木嘉一。
・西塚町
昭和二十四年(一九四九)の建造。工匠は中村徳司。
彫刻は浦部一郎。
・神立町
昭和三十五年(一九六〇)の建造。工匠は中村徳司。
彫刻は浦部一郎。
・将監町
昭和五十七年(一九八二)の建造。工匠は小池工務店 小池清。
彫刻は鈴木嘉一。
・植松町
昭和四十六年(一九七一)の建造。工匠は小池工務店 小池佐太郎。
彫刻は岩田冬根。
大幕は京都市の宮井株式会社。
見送りは京都市の川島織物株式会社。
・子安町
昭和二十八年(一九五三)の建造。工匠は中村徳司。
彫刻は浦部一郎。
・大蒲町
昭和三十五年(一九六〇)の建造。工匠は小池工務店 小池佐太郎。
彫刻は岩田新之助。
・宮竹町
昭和九年(一九三四)の建造。工匠は太田佐与冶。
彫刻は中山由太郎。
□汎論
神明宮の祭には一〇臺の山車(屋臺)が曳かれる。現存する山車以前にも存在した地区はいくつかあるが、資料が乏しく詳細は不明である。宮竹町の山車は昭和九年、丸塚町が昭和十二年で、戦前の建造である。西塚町の昭和二十四年建造は目を惹く。戦後の復興の中でいち早く手がけられている。
 工匠は小池工務店が多くを手がけ、彫刻の鈴木嘉一と息の合った仕事をしている。次いで、中村徳司と浦部一郎。太田佐与冶と中山由太郎の連携となっている。


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