暘州通信

日本の山車

玉依姫 様

2013年03月13日 | 日本の山車
玉依姫 様

>八衢比古命・八衢比売命・久那斗命ー塞神社ー道祖神
お答え。
 【道祖神】は、【庚申】とともに祀られることが多く、集落の入口と出口にそれぞれ祀られたようですが、地域的に偏りがあり、まったく見られない地方も有ります。道祖神は、本来は道の神であったはずですが、塞の神、和合神ともよばれ、子宝を求める方が参詣することも多い神です。
 神社に祀られる神と、民間に祀られる神に二大別されますが、神社に祀られるときは、神奈川県、山梨県、長野県、群馬県などではお祭は正月が多く、年明け早々に行われるようです。【庚申】は、青面金剛童子を祀りますが六臂のもの八臂のものがあります。左下部に縄状の物を下げたものがしばしば見られ、【羂索】とする解説を見ますが、これは英字の髪で、ときに赤ちゃんをぶらさげた像も見られます。三猿が彫刻されるものが見られます。中国の道教起源といわれます。
 日本海側では、石川県、富山県、新潟県ではまだ見ていません。岐阜県では飛騨川東、宮川東部に分布し、中津川市下野の庚申は日本三大庚申のひとつにあげられ、山岡鐡舟が揮毫した額がかかっています。

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