暘州通信

日本の山車

32887 古代の道

2008年07月06日 | 日本の山車
32887 古代の道
意識、無意識を問わずにいえば、人間の行動心理は、東から西へ、北から南への移動が多く見られる。
日本の古代の道を推理すると、大まかに次のようになろうか。
一、樺太方面から北海道を経て東北、関東、北陸と南下する。東流日(つがる)。
例として樺太を経て南下したアイヌ民族。
二、大陸から能登半島を経て南下する。
例として渤海、北欧系、モンゴロイド。
三、朝鮮半島から九州、山陰、若狭へと南下する。
例として、高麗、百済、新羅、任那など朝鮮系の民族。魏志倭人伝にみられる中国漢代の道。
四、東南アジア、中国、沖縄、奄美大島を経て九州南部、九州北部へと北上する。
例として、秋田県の民俗行事である「なまはげ」は沖縄の「来訪人」に通じるものがあるという。また北海道の縄文遺跡から、沖縄方面に生息する貝を細工した工芸品が出土している。

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