暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (二一八)

2013年05月01日 | 日本の山車
玉依姫 様 (二一八)

 佛教が伝来し、佛像が伝わったころは伝来品のはずですが、やがて、日本国内でも像顕去れるようにないました。その素材は、木材の彫刻品、金銅の鋳造品、脱乾漆像、そのほかと多様ですが、その造像にかかわったのは渡来人の佛師。寺院、社寺の建築は宮大工と分担されました。左甚五郎は名工としてよく知られ、彫刻もよくしたと伝わりますが、佛像は作っていません。稀に甚五郎作といわれるものも無いではありませんが……。
 佛像を像顕するには、きびしいきまりがあり、基本になるのは【儀規】と【経典】です。これを外れたものは。礼拝の対象とはなりません。
 【相好をくずす】ということばがありますが、佛像は【三二相】、【八〇好】がこまかく定義されています。

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