暘州通信

日本の山車

◆00514 南氷川羽黒三田神社祭

2012年03月10日 | 日本の山車
◆00514 南氷川羽黒三田神社祭
□社名 羽黒三田神社
□所在地 東京都西多摩郡奥多摩町
□祭神
□祭は八月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は屋臺。
・南町地区
□汎論
 青梅市と甲府市を結ぶ国道四一一号線を、多摩川を遡上すると、多摩川と日原川との落合になる。ここが置く玉町の中心地で役場もここにある。日原川に沿った道は日原街道と呼ばれ、一石山神社あたりが車道の終点でその先は歩行することになる。奥氷川神社、日野など【ヒ】の名称が目に付く。奥多摩から秩父にかけては平将門(たいらのまさかど)の伝説がひそかに伝わる。当、羽黒三田神社の創祀は出羽(山形県)から平将門が分霊をうけて祀ったとの伝承があり、後に三田氏の庇護下にあったことから、羽黒三田神社と称ばれるようになったと言われる。
 祭には素木造り、唐破風屋根の屋臺が曳かれる。棟の高いゆったりとした造りの山車で、前部を藝坐とし、達者な所作藝が披露される。
 町内にはもう一箇所に半固定の居囃子座がありここでも林の演奏所作が行われる。かつては山車が二臺あったのだろうか。

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