暘州通信

日本の山車

03638 大江秋祭

2007年01月11日 | 日本の山車
03638 大江秋祭
山形県西村山郡大江町左沢
左沢八幡神社
祭は9月中旬
囃子屋臺が二臺曳かれる。
□山車(屋臺)

□左沢は、ひだりさわではなく、あてらざわとよむという。これも難読地名である。
江戸期に造られた二臺の囃子屋臺が曳かれる。山車(屋臺)は江戸期の作といい、3層になっており、中臺前部に囃子方が座わって囃子を演奏する。上臺はひろい欄間状で透かし彫りとなっている。四隅の柱は下臺から上臺までを通し柱としている。

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●973 スゲ属(Calex)植物図譜

2007年01月11日 | 岐阜県植物誌
●973 スゲ属(Calex)植物図譜
スゲ属(Calex)植物図譜3巻、は吉川純幹の著で、たしか金沢大学理学部に所属する
北陸植物の会から刊行されたはずである。
名古屋の小物学者で著名だった井波一雄氏(故人)が、その描画を「まさに神業」と評され、入手の機会が得られないのを残念がっておられたことを思い出す。
昭和50年代に古書店ですでに60万円あまりの値段がついたことがあるが、ほしい方が入手できたか、否か?
金沢市のT氏とは永年の交流だったが、あるときこの、スゲ属(Calex)植物図譜が送られてきた。添えられた手紙に謹呈とあった。正直、嬉しさと困惑があった。早速手紙を出してその気持ちを伝えたのだが帰ってきた返事は意外なものだった。
T氏は糖尿病の持病に長年悩まされてきたのだが、病状は悪化。ついに失明にいたったということで、かねてから希求していたあなたに(筆者のこと)役立てていただければ幸いです。ということで、忝く頂戴したのだった。
まもなくT氏は逝去された。その後なんどとなく本をひらくのだが、T氏の好意に報いられないのは遺憾のきわみである。
一緒に卯辰山の植物観察をしたのがきのうのことのように思い出される。もし、病気にかからなければ、いまもよき交流が続いているはずだと思うと残念だ。

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