暘州通信

日本の山車

●893 岐阜県の監査請求却下とは!

2006年11月08日 | 行政・司法問題
●893 岐阜県の監査請求却下とは!

てらまちさんら4千名を超える(一次、二次)岐阜県住民が提出した監査請求を、岐阜県監査請求が却下したようだ。
【八畳敷き】と岐阜県職員らから冷笑される、岐阜県知事の大風呂敷は穴だらけ。
クリーンになったかのごとき県政改善は見せかけだけ、古田知事に対する職員らの造反、反目が昂じ、実態はなんらかわるところがない。
ウラガネは必要善。
見つかるようではウラガネではない。
巨悪は逃げ切った。
逮捕されたひとが気の毒。
職員らの不遜な放言、陰口が瀰漫している。
ひとことでいえばあまりにも不公平だからだ。
岐阜県監査事務局にウラガネがあり、委員長にまでウラガネが回っており、監査委員の辞職があったばかり。
岐阜県の不祥事追求を無事切り抜けてくれるであろう監査委員をだれにするか?
古田肇岐阜県知事には【それなりの思惑】があったはずだ。
新しく就任した監査委員は就任前からとかくのうわさが絶えない人物だった。
監査請求を却下に付した監査委員は、知事の信任に見事にこたえたといえる。
だがこれは、見方を変えれば岐阜県民に対する知事の挑戦だ。
岐阜県のウラガネ問題に代表される一連の岐阜県汚職の源は梶原拓前知事に発している。しかしその流れは遠く、武藤嘉門、平野三郎ら以来延々と続いている岐阜県の体質だ。
このたび処分にあった岐阜県職員らの公平委員会への申し立てが端的に証明している。
処分者らの言い分が、認められる可能性はほとんど皆無。ウラガネが露見前に告発すべきだった。
つまり、岐阜県は監査請求却下は請求の盲点を衝いて、【監査しない】ことを決定したということ=知事の信任にこたえたよいうことだ。
これまでの岐阜県の態度から、請求人らはすでにお見通し、折り込みずみのはずだ。
住民訴訟にすすむだろう。
岐阜県への反発と梶原拓前知事の諸悪追求はより厳しくなりそうだ。

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