●875 つかまった人・逃げた人
□法と司法はいいかげんなものだ。こんな陰口が交わされている。
□岐阜県の裏金が次第に明るみ出て、岐阜県の態度が次第に明確になるにしたがって、不正に関与した職員に対する処分のありかたがあまりに不公平でその真価が問われているのだ。
□職員にとってとりわけ大きな問題は、裏金の返還だ。
□現職職員は逃げようが無い。返済がきまった職員らのなかには家庭騒動がおこったところも少なくないらしい。
□そのやり場の無い憤りはいきおい退職職員に向けられる。無理もないところだ。
□一方、退職職員はなんだかんだと返還に応じようとしないそうだ。
□退職職員に返還を求めるには岐阜県の手が及ばないと杓子定規なことを言っている。
□そこで退職職員の返還金のとりまとめは、梶原拓前知事が【俺にまかせろ】といって知事に申し入れたという。
□前にも書いたが、岐阜県は損害賠償請求権まで放棄してはおらず、その執行権は古田肇岐阜県知事にあると考える。
□その賠償請求権を梶原拓に委ねたということになれば、本来の梶原拓の責任に重課して、前知事に退職職員の負担分、過去の裏金すべてを請求し、拒めば賠償請求の訴訟をおこしてでも回収に努めるべきだ。
□梶原は過去の裏金、すべてを岐阜県に代位弁済し、しかるのち退職職員に対して(もしあれば)求償権により回復を図ればよい。
□梶原拓よりの現職知事の甘さがうやむやな態度は問題である。
□なんとなくすっきりしない現職職員らの鬱積した不公平感を一掃しないと職員の信頼は得られそうに無く、志気の低下した沈滞ムードが岐阜県庁に蔓延する。
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