暘州通信

日本の山車

●845 岐阜県の公金横領 県庁と県警の誤算?

2006年09月23日 | 行政・司法問題
●845 岐阜県の公金横領 県庁と県警の誤算?

□こんなはずではなかった……?
□岐阜県、岐阜県警に誤算から生じた慌てふためきがありあり。
□7月上旬に発覚した岐阜県の公金横領(裏金)。「知らない」といってさえ居れば常ならばいまごろ事件は風化し、うやむやに葬られていたはず。
□その常套手段が通用しないどころか、ますます怪しい問題が次々と浮上している。
□報道も当初のスクープ的な記事から、しっかり腰をすえた冷静な取材を重ねている。
□岐阜県職員(岐阜県司法警察は当然)の資質、責任問題に及んできた。
□筆者は前岐阜県知事を被告とした行政訴訟を提起してきたのだが、岐阜県に訴訟記録の公開を求めたところ、岐阜件の問題ではなく、梶原拓が個人的に訴えられた行政訴訟で岐阜県には記録が無く公開できない。との回答。
□嘘だろう? とおもって岐阜県の法務担当者と面談したが、やはり記録は無いということらしい。
□個人の秘密保護。組合は岐阜県とは無関係との対応に、岐阜県にでは岐阜県が関った訴訟記録の閲覧(公開)をもとめたところ、岐阜県の訟務年報(訴訟記録)を公開しますということで、このたび膨大な過去20年の裁判記録が公開された。
□これをみると……、やはり見当たらない? 見落としかな?
□嘘だろう? なぜなら、梶原拓は訴訟代理人後藤真一弁護士を岐阜県の訴訟代理人として法廷の送り込んだではないか?
□岐阜県の訴訟代理人として選任されていなかったのか?
□後藤真一弁護士は、梶原拓の個人的な弁護に岐阜県訴訟代理人の名称を用いたのか?
□岐阜地方裁判所に提出した訴訟代理人選任届は偽装だったというのか?
□後藤真一弁護士の報酬は横領された公金から支出されていたという。
□このようなダーティな裁判がもっよもらしく法廷で審理されていたのか?
□疑問は尽きない。
□一例を示したが、表裏のつじつまがあわず、齟齬を来たす問題が随所に出てきた。
□裏の問題だけではなく、表の行政上の事例にも不正が出始めている。
□岐阜県警がようやく捜査に着手したらしい。
□てらまちさんが梶原拓前知事、古田肇現職知事の寄付金問題=公職選挙法違反。
の告発受理がブログで公表されている。
□岐阜県もいよいよ正念場を迎えたようだ。
□岐阜県民は重大な関心で問題をとらえていかねばならない。

●844 岐阜県の公金横領 得したのはだれか? 

2006年09月23日 | 行政・司法問題
●844 岐阜県の公金横領  得したのはだれか? 
□岐阜県の中で一番高慢な公務員は高山市職員だそうだ。江戸時代の悪代官と悪役人そのままのおカミ根性は鼻持ちならない。何とかならないものですか?  などとよく耳にする。
□公務員は公僕。住民のしもべというわけだ。
□オカミ根性、公僕いずれもきらいなことばだ。
□しかし、いま日本一卑屈な公務員は岐阜県庁職員がそうだ。
□まあまあ平穏だった国や他の都府県に疑惑が飛び火し、会計検査院、総務省、その他の県でもチラホラ裏金のうわさがではじめている。
□「当県は潔白です。岐阜県サンのような悪いことはしていません」と方々で引き合いに出されるそうである。
□横領していた公金(裏金)は約19億円。これを現職職員と退職職員がおおむね4:6の割合で返還させる方向で事態を収拾させようとの動きがある。
□たとえば退職職員が100人いれば。その負担は単純平均1000万円だ。その責任の軽重によって数百万円から数千万円を付帯しなければならないことになりそうだ。
□何よりもまず返還。こういっているのは梶原拓前岐阜県知事。
□その取りまとめを俺に間任せろといいだしたのが梶原前知事というわけだ。
□責任論からいえば、私財一切を投げ出してホ-ムレスになってでも岐阜県に賠償しなければならない立場だということがまったくわかっていないようだ。
その不足差額分を現職と旧職員が負担するのだ。
□「かくかくしかじかの責任があるから賠償しなさい。賠償だけではすみませんよ!」と違法行為と罰を立論すべきだ。賠償は犯した罪と見合いである。
□現職負担分の50パーセントは古田知事が責任を取るくらい当然のことだ。
□信頼される清潔な岐阜県。こうなるためには新進の職員のやる気が問われる。
□不良上司がいなくなると、かってなかったほどの昇進チャンスが訪れそうだ。