行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

木に絡まるナツヅタ、フユヅタ

2014-12-14 20:00:03 | 花,植物
12月、木々の黄葉、落葉が盛りです。
そんな中、木々に絡まり、存在を主張する紅葉のナツヅタ
そして青々とした葉をいっぱいにつけたフユヅタを撮ってみました。


クスノキの大木に絡まるナツヅタの紅葉です。
クスノキの木肌に紅い蔦がよく似合います。


木ではなく、石壁に枝を伸ばす紅葉のナツヅタ、
よく見る光景です。
ナツヅタはブドウ科ツタ属の落葉広葉樹 、
やがて落葉します。
単にツタ(蔦) というとこのナツヅタを指します。


こちらもクスノキ、
周囲の木々の葉が黄色に染まる中
青々としたツタの葉が幹を覆うように伸びていました。
ナツヅタはブドウ科ですがフユヅタはウコギ科の木本、
常緑なのでフユヅタとも呼ばれますが
キヅタが正式の名です。


その葉と木に絡みつく枝をアップにしてみました。
葉には夏の痕跡、セミの抜け殻がいくつかついています。


周囲の木々がすっかり葉を落とした中、
この木だけはキヅタの葉を
着物のように全身に絡ませていました。
でも蔓のような枝で幹をしめつけられ、
日の光を奪われ、本当は迷惑なのです。


イヌシデでしょうかこの木も落葉樹、
本来の葉は落ちてしまいましたが
青々としたキヅタの葉がびっしりとつき、
常緑樹のように見えます。
ここまでキヅタに征服されると木も弱ってしまうことでしょう。


最後に道端にて、
まだ若いイヌシデの木にまだ若いキヅタを見つけました。
キヅタの葉は若いうちはモミジのような分裂葉になるようです。


コメント
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