行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ショウマとトラノオの白い花

2012-07-12 20:30:23 | 花,植物

6月の初旬,近くの丘陵の斜面に,
7,8本の群れをなして咲いている白い穂状の花がありました。


これは,サラシナショウマ?と思いましたが,
穂の形状が少し違い,花の時期も違います。
ショウマの仲間はたくさんあり,
どれも似ていて区別が難しいのですが,
アカショウマと判断して見ました。


アカショウマは,
本州から四国の落葉広葉樹林の林縁などに分布する
ユキノシタ科の多年草です。


同じ山影の斜面,アカショウマが咲いていた近くに,
今度は,垂れ下がるような白い穂状の花が群生していました(6/30)。


近づいてみると,オカトラノオです。
家のこんな近くに群生地があったようです。
花も新しいと見え,山陰の暗さと草の緑に映え,
花のその白さが際立って見えました。


オカトラノオは北海道から九州の
山野に生えるサクラソウ科の多年草,
茎先の総状花序に作られた白い小さな花が下方から開花していきます。
その白い小さな花,拡大してみると美しい花です。
その垂れ下がった花序が虎の尾のようであり,
山野に生えるので,オカトラノオの名があります。
また,虎尾草(トラノオ)とも呼ばれるようです。

虎尾草を踏むことなかれ竜尾人
虎尾草を踏む人求む永田町

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