行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シモツケとキョウカノコ

2024-08-09 20:00:35 | 花と虫
5月下旬の散歩道、
いずれも植栽されたものですが、
シモツケとキョウカノコがきれいに花をつけていました。


道脇植え込みにシモツケの花。
紅色ですが、濃色と淡色が混じって咲いています。


シモツケ(下野)はバラ科シモツケ属の落葉低木、
山地に生え、庭木や公園木などとしても使われています。
別名、キシモツケ(木下野)とも呼ばれます。


開花時期は5~8月、
本年枝の枝先に頂端が平らな複散房形花序がなり、多数の花を付けます。
花色は濃紅色、紅色、薄紅色、白色などがあります。
花弁は5個で長さ2.5~3.5 mmの広い楕円形、
雄蕊は花弁よりも長く、25 ~30個あります。


散歩道の仕切りとして植えられているシモツケ、
その一本だけが斑入りの葉でした。


5月23日、
公園花壇の一画が鮮やかなピンク色に染まっていました。
キョウカノコ(京鹿の子)の花です。


キョウカノコはバラ科シモツケソウ属の多年生草本。
山地に自生するシモツケソウ(下野草)の園芸品種といわれています。
葉はカエデのような掌形、シモツケソウに比べると切れ込みが深く、
縁の鋸歯もより細かくなります。
シモツケソウは草本でシモツケは木本と違いがありますが、
よく似た花をつけます。


キョウカノコの名前の由来は京都の染物「鹿の子絞り」に由来、
ふわふわした花房はが鹿の子絞りに雰囲気が似ているとしてつけられたようです。
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