行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミツバウツギ、ヒメウツギ、ツクバネウツギ

2024-07-05 20:00:32 | 花,植物
4月27日の長池公園にて。
ミツバウツギ、ヒメウツギそしてツクバネウツギ、
ウツギ(空木)の名がつく木の花が咲いていました。
ウツギの名は茎が空洞であることが共通、分類によるものではありません。


ミツバウツギ(三葉空木)。
ミツバウツギ科ミツバウツギ属の落葉低木、
平地から山地、特に低山帯に多く分布、山麓の林の樹木下などによく見られます。


花期は5~6月、
枝先に円錐花序をなして、筒型の白い花を穂状に垂れ下がるようにつけます。
花びらもガクも白色でよく目立ち、
完全に開くことはなく、半開きで咲いた状態です。


葉は小葉が3枚ある複葉、
これが「ミツバウツギ」の名の由来です。


低木のヒメウツギ(姫空木)が枝いっぱいに白い小花をつけていました。
アジサイ科ウツギ属の落葉低木 です。


花期は4~5月、
比較的暖かい地域の山地の岩上などに生え、花をつけます。
庭木や鉢植えなどにもよく利用されています。


ツクバネウツギ(衝羽根空木)も花をたくさんつけていました。
今年は桜の開花は遅れましたが、
4月下旬から5月に咲く花は例年よりやはり早い開花のようです。


スイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木。
花期は5~6月、枝の先端から花柄を出し、
基部まで深く5裂した萼片と鐘状漏斗形、2唇状の花冠をつけます。
花冠は白色、黄白色で内側に黄色の網目状の模様が見られます。


果実の時期まで5個の薄紅色の萼片は残り、
その上に球形褐色の果実がつきます。
その姿が羽根突きの「衝羽根」に似ることからツクバネウツギの名があります。
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