行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ナツアカネとアキアカネ、雄編

2019-10-24 20:00:20 | 昆虫
昨日に続いてナツアカネとアキアカネ、
今日は雄編です。
この両者、成熟の雄は比較的簡単に見分けられます。


ナツアカネ雄1。
10月初旬の稲穂に真っ赤なアカトンボ。
ナツアカネの雄です。
成熟すると腹部、胸部、頭部ともに赤く染まります。


ナツアカネ雄2。
横に写して、90度回転、縦にして見ました。
アカトンボは普通このようなヤンマとまりはしません。


ナツアカネ雄3。
成熟個体は顔面も赤くなるナツアカネの雄です。


ナツアカネ雄4。
逆光で腹部の赤色が透けるように見えます。
胸部の3本の黒条の真ん中の条、
途中で真っ直ぐに切ったように平です。
この胸部の黒条(黒斑)は雌雄共通であり、
トンボの種の重要な見分け方ポイントです。


アキアカネの雄1。
アキアカネは成熟した雄ても顔面や胸部は赤くなりません。


アキアカネの雄2。
胸部の3本の黒条の真ん中、
途中で切れたところが尖ります。


アキアカネの雄3。
これも逆光での写真になりました。
どのトンボも共通ですが、
雄には腹部の2、3節目に副性器と呼ばれる出っ張った器官が存在します。
マユタテアカネは大きくすぐわかりますが
ナツアカネ、アキアカネは少し小さめです。







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