行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヌスビトハギとアレチノヌスビトハギ

2019-10-02 20:00:21 | 花,植物
8月下旬から9月中旬、
散歩道になにげなく写した
ヌスビトハギとアレチノヌスビトハギの花と実を比較掲載。


ヌスビトハギ(盗人萩)。
マメ科ヌスビトハギ属の多年草、
平地から山地の草地や道ばた、林縁などに
よく見られるいわゆる雑草の花です。


8月下旬、
茎の先端の方から数個の細長い総状花序をつけ、
3-4mmほどの小さなピンク色の花をまばらにつけます。


9月初旬、
そのヌスビトハギに果実ができていました。
果実は普通2節からなる節果、
個々の節は偏平で半円形、サングラスのようです。
ヌスビトハギの名はこの節果を泥棒の忍び足の足跡に見立てたといわれています。


9月初旬、
アレチノヌスビトハギ(荒地盗人萩)が花をつけていました。
花は濃いピンク色、ヌスビトハギよりり大きく、長さは7〜8mm。
マメ科ヌスビトハギ属の多年生雑草、
北アメリカ原産の帰化植物、埋立地など荒れ地によく見られます。


9月中旬、
アレチノヌスビトハギに果実が付いていました。
果実はヌスビトハギと同じくマメ果、節果です。


節はヌスビトハギより多く、普通4個、
果実表面にはかぎ状の細かい毛が密生していて、
ヌスビトハギと同じく衣服などによくつく、
いわゆる「くっつき虫」植物です。


コメント
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