行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オオウラギンスジヒョウモンとホシミスジ

2019-10-09 20:00:33 | 昆虫
今年は出会う機会のなかった
ツマグロヒョウモン以外のヒョウモンチョウ類、
オオウラギンスジヒョウモンが今年初撮りとなりました(9/27、八王子長池公園)。
そして、神代植物公園にこれも今年初、ホシミスジを写しました(9/19)。


オオウラギンスジヒョウモン。
多摩丘陵では
年々、出会うことが少なくなっているヒョウモンチョウ類の一つです。
今年はまだミドリヒョウモンにも出会えていません。


翅を閉じた後翅裏面、
白色紋列と褐色の帯が判別の手段です。
ウラギンスジヒョウモンやミドリヒョウモンに比べて少し大型のようです。


少し翅に傷みはありますがホシミスジです。
翅表に3本の白帯のあるミスジチョウ類の一つです。


本来は多摩丘陵には存在していないはずのホシミスジ、
webで調べたところによると、
放蝶されたものか、植木に卵が付いてきたものか、
2010年に府中で見つかり、それから分布を少しずつ広げているようです。
昨年は春に府中の多磨霊園で初めて見ましたが、
ことしは9月、調布神代植物公園に見ることになりました。


これも9月19日、調布深大寺にて。
白萩にキタキチョウが数羽がかたまってとまっていました。
よく見るととまっているのは間もなく羽化するキタキチョウの蛹です。


「羽化するのを母親が見守っているのよ」と言っている人がいましたが
よく考えるとそんなわけはありません。
昆虫に詳しい人によれば、
蛹は雌の個体、雄たちが羽化するのを待っているのが正解とのこと。
蝶は羽化してすぐに交尾が可能だそうです。

コメント
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