行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハネナガイナゴ、コバネイナゴそしてツチイナゴ

2019-10-17 20:00:09 | 昆虫
9月下旬(9/26)に写したイナゴの名がつくバッタ3種、
ハネナガイナゴ、コバネイナゴ、ツチイナゴ幼虫を掲載。


稲穂にイナゴ、定番です。
しかしこのイナゴ、
翅が長く、後脚腿節末端を大きく超えています。
ハネナガイナゴです。
コバネイナゴに比べると少ない種です。


稲穂に隠れたハネナガイナゴの正面顔。


赤米の稲穂にもハネナガイナゴ、
隠れたつもり野ようですが、
赤色に緑色、普通の稲穂にいるよりよく目立ちます。


こちらは河川敷の草に写したコバネイナゴ。
ハネナガイナゴと並べて見ると、
明らかに翅が短いのが分かります。


カワラケツメイの果実にとまったツチイナゴの幼虫。
体も親に近い大きさに成長、
多分、終齢の幼虫です。
もう一度脱皮すると成虫です。


ツチイナゴは他のバッタとは異なった生態を持ちます。
真夏に幼虫が現れ、秋10月ごろに成虫となります。
その成虫まま越冬、春に産卵し、6月ごろまで生きます。
年一回の発生ですが、春と秋に成虫が見られる不思議なバッタです。


カワラケツメイ、
もう果実ができていますが、花もまだ残っていました。
漢字で書くと河原決明、人の姓と名のようです。
日当たりのよい草原などに群生するマメ科カワラケツメイ属の在来の草本、
葉は互生で、短い葉柄がつく羽状複葉、クサネムに似ています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする