行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

9月の神代植物公園、草の花

2019-10-08 20:00:44 | 花,植物
9月19日の神代植物公園の
野草園、水生植物園、道端などに写した草の花を掲載。


野草園にてナンバンキセル。
ハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物、
ススキなどイネ科植物の根に寄生、
花柄のみ地上に出して、筒型の紫色の花を咲かせます。
葉は地中に育ちます。


やはり野草園にキバナアキギリの花。
シソ科アキギリ属の多年草です。
山の木陰などに8~10月、花をつけます。


水生植物園にミズキンバイの1,2輪の咲き残りの花が見られました。
浅い池や川に生え、春の終わりから夏に花をつけるアカバナ科の多年生植物、
護岸工事などの環境変化により、
自生のものはほとんど見られなくなっているそうです。


やはり水生植物園にキク科ヒヨドリバナ属フジバカマ。
少し前の台風で倒されながら、たくさんの個体が花をつけていました。
かつては日本各地の河原などに群生して見られたが
今は数を減らし、ほぼ絶滅に近い状態になっています。
庭などによく見るフジバカマは、
園芸用につくられた同属他種または本種との雑種、
見た目も本種とはずいぶん違います。


これも水生植物園にて、
フジバカマに並んでコアカソ。
イラクサ科ヤブマオ属の小低木です。


帰り道の道端にて、タデ科イタドリ(虎杖)。
道ばたや荒地に生息する多年草、8~10月に花をつけます。
雌雄異株の草、上写真は雌株、雌花です。


こちらはイタドリの雄株、
雌株の近くに花をつけていました。
花弁は雌花より雄花の方が小型です。
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