行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

10月の成熟マユタテアカネ

2019-10-22 20:00:19 | 昆虫
マユタテアカネの雌、
10月になり、夏のものに比べるとずいぶんに成熟、
貫禄さえ感じます。


マユタテアカネ、
羽化した場所からあまり離れずに生活をするやや小型のアカトンボ、
夏の時期から、里山雰囲気の湿地などによく見られます。
まずは10月のマユタテアカネの雄、
夏のものに比べると腹部が美しい赤色に染まっています。


落ちた栗イガにとまったマユタテアカネの雄。
尾部上付属器が反り返るのがマユタテアカネ雄の特徴、
一目で他のアカトンボと区別ができます。


稲穂にとまっていたアカトンボの雌。
成熟が進み、かなりの老齢と言える風情です。
なんの雌かわからず写しましたが
細くて小さい胸斑があり、マユタテアカネの雌のようです。


これも10月のマユタテアカネの雌、
尾部が黒っぽくなり、成熟が進んでいます。


この個体は翅の先端に褐色の斑紋が見られます。
マユタテアカネの雌には翅の先端に
褐色の斑紋がないものとあるものがいます。


これも翅の先端に褐色の斑紋があるマユタテアカネの雌です。
マユタテアカネ、
雌雄とも顔面の額上部に眉班(ビハン)と呼ばれる黒色の斑点が2つ並び、
これが和名の由来です。


眉班があり、
翅の先端に褐色の斑紋、
これもマユタテアカネの雌かと思いましたが、
これはコノシメトンボの雌のようです。


上と同じ個体、
横から写して見ると胸斑がマユタテアカネとは違います。
翅の先端の褐色斑もマユタテアカネに比べて
大きくはっきりしているように見えます。

コメント
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