行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

トラツグミとツグミ

2014-02-17 20:00:55 | 
東京に2度目の大雪が降る前日(13日)、
カメラを抱えて、近くの中央公園を歩いてみました。
45年ぶりという1度目、8日の大雪、
多摩地区のこの辺では40cmほどの積雪となりました。
公園の道や林間にはもまだ雪がたくさん残っていました。


いつもに比べ散歩する人も少ない公園、
雪を踏みしめ歩いていると、
見慣れない大柄の鳥が竹林の中に飛び込みました。
何だろうと思い遠くから中を覗くと、
キジの雌?いやこのしゃれた虎模様、
これはトラツグミです。


写真では見知っていたトラツグミですが
実際に見るのは初めてです。
こんな場所、こんな近くでトラツグミに会えるとは驚きです。
低山から亜高山の林の中などに生息するトラツグミ、
鵺(ぬえ)鳥とも呼ばれます。
夜、なにか恐ろしいことが起こりそうな
悲しい響きのある笛の音のような鳴き声をあげることから
この名があるようです。
なかなか見る機会がない鳥ですので、
もっと遠くからじっくり観察していろいろな姿を撮れればよかったのですが、
少し近づきすぎたようです。
ゆっくりと飛び立ち林の中に消えていきました。


こちらは同じツグミの名を持つツグミ、
トラツグミは漂鳥ですが、
ツグミは北の国から渡ってくる冬鳥、渡り鳥です。
トラツグミより小型です。


しかし、ツグミは極めて多く見られる冬鳥、
2月も今頃になると、
地上に下りて餌を探している姿がよく見られます。


低木にとまるツグミもよく見られます。


上に取り上げた4体のツグミ、
体色がそれぞれ異なるように思えます。
野鳥はどの個体もほぼ同じ体色のものが多いのですが、
ツグミは微妙に違うことに気がつきました。



コメント
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