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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

杜鵑草(ホトトギス)

2010-10-21 22:28:31 | 花,植物
杜鵑草は花びらの斑点が鳥のホトトギスの腹部の模様に
似ているのでそのままホトトギスの名が付けられています。
林下や崖地,傾斜地など日当たりのあまりよくない場所に自生するユリ科の多年草です。
世界で東アジアのみに分布しており,
19種確認されているうちの10種が日本の固有の種だそうです。
それからすると,ホトトギスは日本の花といえるかもしれません。
ホトトギス,ヤマホトトギス,キバナホトトギスの名をよく聞きます。



写真は自然公園の水辺に咲いていた紫色のタイワンホトトギス,
タイワンホトトギスは台湾や南西諸島に自生しているホトトギス,
比較的強健なので,現在,園芸用として見られるものの多くはこのホトトギス,
あるいはこの交雑種とのことです。



これもタイワンホトトギスでしょうか,ピンク色の花がきれいです。



葉はホトトギスですが,花にホトトギスの特徴である斑点がありません。
しかし,ホトトギスなのです。
その名もそのままシロバナホトトギス,
ホトトギスの変種だそうです。

斑紋の水面に揺れて杜鵑草
コメント
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