秋の野の花(2)・溝蕎麦（ミゾソバ）

きれいな花が咲き，蕎麦の実がなる蕎麦はタデ科（ソバ属）の植物です。
その蕎麦に似た花をつけ，主に水辺に生える溝蕎麦（ミゾソバ），
そのミゾソバのとてもきれいな花を見つけました。
これもタデ科タデ属の花です。



とてもきれいな花です（10/3）。
後に見える蕾とはだいぶ印象が違います。

ミゾソバは，その葉の形から，ウシノヒタイ（牛の額）の別名があります。
写真の葉，まさしく牛の顔のような形をしています。
そして葉にある黒い斑も眼に見立てられそうです。





上の写真のミゾソバとは少し離れた水辺に群生していたミゾソバです。
上のものとは少し印象が違います。
花が開いていないからでしようか，
それとも種類が違うのでしようか，
葉の色も形も上とは少し違うように思えます。
群生してたくさんの花がありましたが，
どれもこんな状態，開いているものはわずかであり，
開いているものも上のものほどはきれいには思えません。
ネットの写真でよく見るミゾソバはたいていこれに似たものに思えます。
蓼の花ですので，開いているところは珍しいのかもしれません。

溝蕎麦の咲いて水辺の姫となり